REPORT_#02
対談オーナー|岡村浪漫 Yoshiaki Okamura
岡村 × 山口
対談
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夢なんていらない。
山口:ところで佳明さん、いくつになった?
岡村:年聞いちゃう?(笑)さとみはいくつになったの?
山口:45 歳だよ。
岡村:俺は11 コ上だから56 歳だね。
岡村:今度、大洲中で講演することになったんだけど、テーマが仕事についてでさ。
山口:へー、私達の母校だね。私たちの小さい頃は職業講話とか無かったよね。
岡村:時代かな。ほらよくさ、成功の法則に付いての本とか塾とか講演とかあるじゃん?そういう人たちが口々に言うのが「夢を持ちなさい」なんだよね。俺は逆で、夢なんかいらないよって言うタイプ。初期の頃、居酒屋繁盛させたくて、いろいろな勉強会に参加してたんだけど、最後に大抵夢やビジョンの発表しなきゃで、それがイヤでさ。
山口:なんで?
岡村:小学校の頃からそうなんだけど、目の前のことに夢中で、その場のビジョンしかないから言うことないのよ(笑)。何十億とか何店舗とかそんなのなくて。小5 の頃の夢はプロ野球選手だったんだけど、それ以降夢らしき夢なんてなかったし。
山口:よく中長期的なとかいってるアレだね。
岡村:夢やビジョンを語れないとダメなのかなって思ってたけどある時「成功するのに目標はいらない」って本を戴いてさ。
山口:どんな本?
岡村:成功する人間は2 種類いて、ひとつは夢や目標を持つ「ビジョン型」、もうひとつは夢はないけど目の前のことを一所懸命にやっていたら結果的に成功したっていう「価値観型」って書いてあった。日本人の7 割はこっちだってさ。前者はイチロー、後者は松井ってところかな。俺の講演は「目の前の人を喜ばせることに徹していればいい人生になるよ」っていうもので、まさに「価値観型」だね。
山口:うんうん。
岡村:著書の「看板のない居酒屋」に感想を寄せてくれた子がいてさ。今度の講演も中学生相手だけど、働くことに関して子供たちはどう思ってるのかなって。
山口:親次第だよね。毎日毎日辛そうに帰ってきたら仕事って大変なんだ!ってイメージ持つだろうね。子どもは。
岡村:うん。俺、「職業は無数だけど仕事はひとつ」って言葉が好きでさ。たったひとつだよね。人を喜ばせるっていう。
山口:そうだよね。
岡村:何の仕事も人を喜ばせるためにあるってだけだよね。
山口:そうだと思う。私たちが小さい頃にこういう職業講話があったら、いろいろ変わってたよね。人生も。
岡村:そうだよね。
エステは外面、タロットは内面。
山口:そうそう、10 年前、私がお店始めた時に佳明さんとランチ行ったじゃない?その時に「いろんなことをやりたくなっちゃうけど、自分と畑違いのことは絶対にやらない方がいい」ってアドバイスしてくれたよね。少し前に他にもいろんな事やりたいなと思ったけど、ずっとその言葉が残ってて。でさ、私今タロット占い師になったの。知ってる?
岡村:ええ?知らない。
山口:リピート率も高いし、遠方からもお客さんたくさん来てくれる。有名人なんだよ(笑)
岡村:えええー!やってもらおうかな。でも何で?
山口:畑違いじゃない事で私ができる事を考えたの・・・お客さん達いろんな悩みを抱えているんだけど悩みある時は心も身体も調子がイマイチでしょ。だから内面の部分でもサポートできたらと思って。
岡村:女性って占い好きだよねぇ。
山口:男の子も来るよ。
岡村:俺は気が小さいから、マイナス言われると気になって仕方なくなるし、怖いから絶対見てもらわないって思ってる。
山口:マイナスは言わないよ。っていうか、マイナスのカードは絶好のアドバイスのチャンスなんだよね。
岡村:ええー!人ってほら、洗脳されやすいじゃん?
山口:洗脳しないって(笑)。その人の表情とか反応で何を言ってもらいたいのかって分かるから、ほんの少し背中を押す程度だよ。
岡村:さとみは昔から占いとか好きだったの?
山口:雑誌の占いコーナーに目を通す位で3秒後に読んだ内容忘れてる(笑)占いはあくまで占いだからね私がどっぷりハマってたら宗教みたいじゃん?最終的に決断するのはお客さん自身だし。お客さんも私に依存してる人はいないよ。今の自分の頭の中、心の中の整理整頓のお手伝いをしているだけ。
岡村:うん。占いは手段だもんね。
山口:そう。内面美容のためのね。聞いて欲しいんだよ、みんな自分のこと。
岡村:本業(脱毛&エステ)にもいい影響があるんじゃない?
山口:そうなんだよ!距離感が近くなるし、密度も濃くなるというか。みんなずっと通ってきてくれて、お客さんと一緒にみんなで年を取っている感覚でさ、本当にありがたいよ。
岡村:脱毛やエステって終わるものじゃん? でも来るの?
山口:うん。遊びに来てくれるの。男性のお客さんも。
岡村:男性もいるんだ。
山口:奥さんが来てるからっていうきっかけとかでね。なかなか来れないでしょ、自分から。でも身だしなみとして必要だと思うよ。清潔感大事。
岡村:うん。ある程度は見られてるって思うよ。
山口:お客さん商売ならなおさらだよね。
青春。
山口:飲食店って今大変?だよね。お店に出てる?
岡村:いろんな意味で大変だよ。お店には出てないけど、常にどこでもサポート役で駆けつける。
山口:それぞれのお店、繁盛してても色が違うよね。それってさ、どうやってるの?
岡村:お店を作る時にスタッフと話し合うんだよね。他にない、ここにない店を作ろうって。とくにここ(兼次郎)は、居酒屋とバーとキャバレーとディスコがくっついたらどうなるんだろうっていうコンセプト。
山口:青春だったよね。ディスコとか。若い頃通ったよね。
岡村:うん。今それがないじゃない?青春を感じる瞬間が。
山口:そうだよね。わかる!
岡村:この年になっても、そういう空間にいれば当時に戻れるんだよ。俺が思っているってことは、世間の4、50 代も思ってるだろうって兼次郎ナイト(ディスコ)やるようになったんだよね。8 年続いてるよ。奇数月の第2 火曜日だけなんだけど、今でも100 人くらいこの日だけで来るよ。
山口:そうなんだ。お店を作るときにそのコンセプトありきだったんだね。
岡村:皆勤の人いるよ。40 回。8 年間2 ヶ月に1 回欠かさず来てくれる人たちが。
山口:すごくない!?
岡村:俺より来てる(笑)。
山口:佳明さん、キンクイ派(注1)?
岡村:俺、サムライ(注1)。
山口:私、サムライからのフライトタイム(注1)。いい時代だったよね。今の若い子達、遊ぶところがパソコンばかりやってかわいそう。だからみんな出会えないんだよ。
岡村:そういうこと?
山口:私、お客さんの男の子からも女の子からも聞くけどさ、出会えないし、出会っても次にいけないって言ってたよ。
岡村:えー。
山口:40 歳以上はディスコとかそういう時代を駆け抜けてきたから、器用にやれてしまうんだよ。モテるでしょ、相変わらず(笑)。
岡村:そんなことないよ。
山口:ドラムやってるって聞いたけど。
岡村:やってるよ。ウインドサーフィンも。
山口:そうなの?
岡村:仕事がひと段落したら好きなそういうことを本気でやろう!解禁しよう!って思ってた。知り合いのドラムの先生に週2 回レッスン受けてるよ。ボケ防止になるらしいし。両手両足違う動きだから。
山口:ボケって(笑)。
(注1)静岡市にあったディスコのこと
山口:ところで佳明さん、いくつになった?
岡村:年聞いちゃう?(笑)さとみはいくつになったの?
山口:45 歳だよ。
岡村:俺は11 コ上だから56 歳だね。
岡村:今度、大洲中で講演することになったんだけど、テーマが仕事についてでさ。
山口:へー、私達の母校だね。私たちの小さい頃は職業講話とか無かったよね。
岡村:時代かな。ほらよくさ、成功の法則に付いての本とか塾とか講演とかあるじゃん?そういう人たちが口々に言うのが「夢を持ちなさい」なんだよね。俺は逆で、夢なんかいらないよって言うタイプ。初期の頃、居酒屋繁盛させたくて、いろいろな勉強会に参加してたんだけど、最後に大抵夢やビジョンの発表しなきゃで、それがイヤでさ。
山口:なんで?
岡村:小学校の頃からそうなんだけど、目の前のことに夢中で、その場のビジョンしかないから言うことないのよ(笑)。何十億とか何店舗とかそんなのなくて。小5 の頃の夢はプロ野球選手だったんだけど、それ以降夢らしき夢なんてなかったし。
山口:よく中長期的なとかいってるアレだね。
岡村:夢やビジョンを語れないとダメなのかなって思ってたけどある時「成功するのに目標はいらない」って本を戴いてさ。
山口:どんな本?
岡村:成功する人間は2 種類いて、ひとつは夢や目標を持つ「ビジョン型」、もうひとつは夢はないけど目の前のことを一所懸命にやっていたら結果的に成功したっていう「価値観型」って書いてあった。日本人の7 割はこっちだってさ。前者はイチロー、後者は松井ってところかな。俺の講演は「目の前の人を喜ばせることに徹していればいい人生になるよ」っていうもので、まさに「価値観型」だね。
山口:うんうん。
岡村:著書の「看板のない居酒屋」に感想を寄せてくれた子がいてさ。今度の講演も中学生相手だけど、働くことに関して子供たちはどう思ってるのかなって。
山口:親次第だよね。毎日毎日辛そうに帰ってきたら仕事って大変なんだ!ってイメージ持つだろうね。子どもは。
岡村:うん。俺、「職業は無数だけど仕事はひとつ」って言葉が好きでさ。たったひとつだよね。人を喜ばせるっていう。
山口:そうだよね。
岡村:何の仕事も人を喜ばせるためにあるってだけだよね。
山口:そうだと思う。私たちが小さい頃にこういう職業講話があったら、いろいろ変わってたよね。人生も。
岡村:そうだよね。
エステは外面、タロットは内面。
山口:そうそう、10 年前、私がお店始めた時に佳明さんとランチ行ったじゃない?その時に「いろんなことをやりたくなっちゃうけど、自分と畑違いのことは絶対にやらない方がいい」ってアドバイスしてくれたよね。少し前に他にもいろんな事やりたいなと思ったけど、ずっとその言葉が残ってて。でさ、私今タロット占い師になったの。知ってる?
岡村:ええ?知らない。
山口:リピート率も高いし、遠方からもお客さんたくさん来てくれる。有名人なんだよ(笑)
岡村:えええー!やってもらおうかな。でも何で?
山口:畑違いじゃない事で私ができる事を考えたの・・・お客さん達いろんな悩みを抱えているんだけど悩みある時は心も身体も調子がイマイチでしょ。だから内面の部分でもサポートできたらと思って。
岡村:女性って占い好きだよねぇ。
山口:男の子も来るよ。
岡村:俺は気が小さいから、マイナス言われると気になって仕方なくなるし、怖いから絶対見てもらわないって思ってる。
山口:マイナスは言わないよ。っていうか、マイナスのカードは絶好のアドバイスのチャンスなんだよね。
岡村:ええー!人ってほら、洗脳されやすいじゃん?
山口:洗脳しないって(笑)。その人の表情とか反応で何を言ってもらいたいのかって分かるから、ほんの少し背中を押す程度だよ。
岡村:さとみは昔から占いとか好きだったの?
山口:雑誌の占いコーナーに目を通す位で3秒後に読んだ内容忘れてる(笑)占いはあくまで占いだからね私がどっぷりハマってたら宗教みたいじゃん?最終的に決断するのはお客さん自身だし。お客さんも私に依存してる人はいないよ。今の自分の頭の中、心の中の整理整頓のお手伝いをしているだけ。
岡村:うん。占いは手段だもんね。
山口:そう。内面美容のためのね。聞いて欲しいんだよ、みんな自分のこと。
岡村:本業(脱毛&エステ)にもいい影響があるんじゃない?
山口:そうなんだよ!距離感が近くなるし、密度も濃くなるというか。みんなずっと通ってきてくれて、お客さんと一緒にみんなで年を取っている感覚でさ、本当にありがたいよ。
岡村:脱毛やエステって終わるものじゃん? でも来るの?
山口:うん。遊びに来てくれるの。男性のお客さんも。
岡村:男性もいるんだ。
山口:奥さんが来てるからっていうきっかけとかでね。なかなか来れないでしょ、自分から。でも身だしなみとして必要だと思うよ。清潔感大事。
岡村:うん。ある程度は見られてるって思うよ。
山口:お客さん商売ならなおさらだよね。
青春。
山口:飲食店って今大変?だよね。お店に出てる?
岡村:いろんな意味で大変だよ。お店には出てないけど、常にどこでもサポート役で駆けつける。
山口:それぞれのお店、繁盛してても色が違うよね。それってさ、どうやってるの?
岡村:お店を作る時にスタッフと話し合うんだよね。他にない、ここにない店を作ろうって。とくにここ(兼次郎)は、居酒屋とバーとキャバレーとディスコがくっついたらどうなるんだろうっていうコンセプト。
山口:青春だったよね。ディスコとか。若い頃通ったよね。
岡村:うん。今それがないじゃない?青春を感じる瞬間が。
山口:そうだよね。わかる!
岡村:この年になっても、そういう空間にいれば当時に戻れるんだよ。俺が思っているってことは、世間の4、50 代も思ってるだろうって兼次郎ナイト(ディスコ)やるようになったんだよね。8 年続いてるよ。奇数月の第2 火曜日だけなんだけど、今でも100 人くらいこの日だけで来るよ。
山口:そうなんだ。お店を作るときにそのコンセプトありきだったんだね。
岡村:皆勤の人いるよ。40 回。8 年間2 ヶ月に1 回欠かさず来てくれる人たちが。
山口:すごくない!?
岡村:俺より来てる(笑)。
山口:佳明さん、キンクイ派(注1)?
岡村:俺、サムライ(注1)。
山口:私、サムライからのフライトタイム(注1)。いい時代だったよね。今の若い子達、遊ぶところがパソコンばかりやってかわいそう。だからみんな出会えないんだよ。
岡村:そういうこと?
山口:私、お客さんの男の子からも女の子からも聞くけどさ、出会えないし、出会っても次にいけないって言ってたよ。
岡村:えー。
山口:40 歳以上はディスコとかそういう時代を駆け抜けてきたから、器用にやれてしまうんだよ。モテるでしょ、相変わらず(笑)。
岡村:そんなことないよ。
山口:ドラムやってるって聞いたけど。
岡村:やってるよ。ウインドサーフィンも。
山口:そうなの?
岡村:仕事がひと段落したら好きなそういうことを本気でやろう!解禁しよう!って思ってた。知り合いのドラムの先生に週2 回レッスン受けてるよ。ボケ防止になるらしいし。両手両足違う動きだから。
山口:ボケって(笑)。
(注1)静岡市にあったディスコのこと
元気でいることも仕事
岡村:マンガいい感じにできたよ。
山口:ええ、小さい頃からの話なの?岡村佳明伝説みたいな。
岡村:俺のウインドサーフィン仲間の先輩でサッカーマンガの巨匠って呼ばれてる人と形にしたの。facebook 投稿の誰かが言ってたなぁシリーズと著書をベースにしてさ。
山口:へー、楽しそうだね。
岡村:俺が持ってた原稿を居酒屋の社長さんが見てさ。スタッフに読ませたいから100 冊くださいって(笑)。
山口:すごいじゃん!
岡村:嬉しいよ。看板のない居酒屋の出版社から韓国版の話まで来て。
山口:いいね。私も出版したい(笑)私は自分の人生が最高だと思ってる。私に生まれ変わりたい。
岡村:いいね。最高だよ。
山口:いつの時代を切りとっても最高(笑)。20 歳の時にはじめてそういえば佳明さんと会ってるんだよ。
岡村:そうなの!?
山口:昔の岡むらで同窓会やって。中学のね。当時担任の先生が1 人ずつビデオ撮ってくれて。20 歳の自分へっていう。
岡村:すごいね、それ。
山口:テレビとデッキを借りて大東町のお店で大盛り上がり。改装する前のお店で。25 年前だね。良く覚えてる。
山口:最近久しぶりに本店行ったんだけど美味しかったよ。相変わらず活気があっていいね。
岡村:そう言ってもらえると嬉しいよ。これからも続けたいよ。
山口:うん。お客さん、全員私のこと大好きだから、ずっと元気でいなくちゃって思うよ。細く長く、続けたい。元気でやんなきゃって。
岡村:毎日いるの?すごいね。
山口:予約が入ってなくても、車があるからって遊びに来てくれるお客さんもいるし、連絡をくれたりする人もいるよ。ありがたいよ。
岡村:お袋もそうだけど、女性ってさぁ、会いに来てくれると嬉しいじゃん?
山口:うん。タロットでその人の人生をさらけ出してもらっちゃうと、その後も気になる。終わったら内容は忘れちゃうけど、どうしてるかなって思うと突然来てくれたりする。
岡村:そういうもんなのかな。
山口:うん。私両親とももう居なくて、父親は55 歳で亡くなってるんだけど、佳明さん長生きしてよ。私も突然病気になったし、いつ何があるか分からないから、大事にしてよ。私は死ぬと思ったけど生きちゃってるけどね(笑)。
岡村:そうだよなー。病気とは無縁だと思ってた。
山口:私も。飲みに出たら午前3時くらいが一番輝いてるって思ってたもん(笑)。
岡村:今は?
山口:全然飲んでます(笑)。適当なところで美味しく切り上げるって感じ。
岡村:この間胃が痛くなって、怖くなって人間ドック行ったよ。
山口:え、大丈夫だった??
岡村:うん。やっぱ年には勝てないよね。
山口:でも鍛えてるでしょ?
岡村:一応ね。やってる。
山口:すごいじゃん!私なんて会うたびに太ってくでしょ?14kg 増量したもん(笑)。
岡村:ええ、14kg!? すげえなぁ。
山口:私と言えば細くて小さいってイメージだったじゃん。どうした?みたいな(笑)。
岡村:いいよ別に。
山口:最近みんなに会うと病気の話になるよね。
岡村:誰かしら何かの病気持ってるって感じ。
山口:そうだよね。だって、生存確認だよ、同級会は(笑)。
岡村:笑
引き算は無敵
岡村:そう言えばこの間、事務所に行ったら俺宛に本が届いててさ。
山口:え?どんな本?
岡村:「引き算する勇気」。岩崎さんっていう静岡県立大学の教授が書いたのでさ。「女性を引き算して芸能界を引っ張るジャニーズ」とか「クラゲ以外の魚を引き算して一躍有名になった和歌山の「白浜水族館」とか、なるほどなと思って。
山口:ひき算=”特化”ってことだよね。
岡村:そう。みんな商売やってくと要望をプラスしていくよね?何を引くか、何をしないかがブランディングなんだって。
山口:なるほどね!
岡村:その中に「看板を引き算した岡村浪漫」って書いてあってさ、嬉しくてお礼の電話したもん。
山口:相変わらずだよね、早い!
岡村:オフィス電話したらさ、「勝手に本に載っけてしまってすいません。僕実は岡村さんの本を買ってサイン会にも参加して」って話で、そのまま飲みに行ったよ。ヤベェ俺教授にサインしたんだって(笑)。
山口:私も10 年経って美容にこだわった新しいことしようとしてる自分がいる。
岡村:でも成長は大事じゃん?本業にいい影響があるならいいじゃん。
山口:うん。それもあってさ、悩んだ末に最新のコラーゲンマシンを導入したのお店に。
岡村:そうそう。そういうのが大事。
山口:全身ピンクに染まるんだよ。煌々としたそのピンクの光の中で30 分寝るの。お肌ツルッツルになるよ。
岡村:いいなぁー。裸になるの?
山口:そう。セロトニンっていう幸せホルモンがたくさん出るから、疲れてる人にオススメなの。
岡村:行く行く(笑)
山口:疲れてるんだね(笑)来て来て!導入には勇気いたんだけどね、お客さん達の事イメージした時にさ、これがあればお肌トラブルで脱毛できなかったお客さんが施術できるようになるかもとか、いいイメージがどんどん湧いてさ。
岡村:いいね。それは要望ではなく、こちらからのものだからね。でもずっとお店に立ち続けるの?
山口:うん。私仕事大好きだもん。これってキレイごとじゃなくてね、お客さんの喜ぶ顔を日々積み重ねて生きてる事の充実感。半端無い(笑)
岡村:シンプルだよね。それこそ引き算してる。今元気でもさ、60、65 歳とかになった時、この先自分の体を使わなくても稼げるようにしておく仕組みは自営には特に必要だよね。
山口:そうだよね。この間病気になった時、ずっと勤務してくれているスタッフのお陰で、安心して入院処置できたもん。私が居なくても普通に今までと変わらないシュークリアを続けてくれた。けど、永遠じゃないもんね。
岡村:そうだよ。自分がお店に立たないと売上が上がらないのはNG。
山口:うん。
今を丁寧に
山口:今何店舗やってるの?
岡村:8 かな。で、独立したのは22 人。
山口:えーー!多いね!みんなお店出してるね。
岡村:で、みんなうまく行ってるから嬉しいよ。
山口:太っ腹だね(笑)。
岡村:で、今やみんなライバルだよ(笑)。
山口:いい関係だね。私も歴代スタッフの幸せとか気になるもん。
岡村:そりゃそうでしょ。
山口:みんないい辞め方してったし。結婚とか出産とかでね。
岡村:誰も独立してないの?
山口:うん。私が素敵すぎてみんな独立したいと思わないんだよきっと(笑)。
岡村:笑
山口:これからやってみたいことってある?
岡村:あるある。
山口:何したい?
岡村:居酒屋学校かな。高校生とかだと調理学校とか道は見えるけど、例えば30 歳くらいの人がお店やりたいって思った時に受け皿ないじゃんね。3 ヶ月とかで卒業!みたいな。
山口:いいね。スキルっていうよりも考え方学べそう。
岡村:そうなんだよね。どんな職業にもやり方ってあると思う。考え方とかあり方とか。その先に料理がある。本業に近い派生。余裕ができたら副業としてやってみたいって思ってる。
山口:人育てかぁ。いいなぁ。
岡村:自分の畑での話だからね。
山口:最近ね、タロットにエステのオーナーさんとかが来てくれたりしてて嬉しいよ。
岡村:そのオーナーさん然りだけど、みんな体も心もスッキリしたいんだよね。
山口:そうだよね。心ってすごく大事。だから内面美容=タロットはすんなり入れたよ。
岡村:飲むサプリとかやってなかったっけ??
山口:やってるよ。オリジナルのコラーゲンね!飲む、塗る、入る!コラーゲンのシュークリアだからさ。
岡村:マジでさっきのマシン興味あるよ。
山口:それは「入る」のコラーゲンだね。
岡村:どれくらい目安なの?
山口:4000 円なんだけど、月に2、3 回がオススメかな。マシンは真皮層まで光が届いてコラーゲンを活性化させるものだから、それくらいの周期かな。待ってるね。
岡村:おう!!
山口:今日はありがとね。また飲もう!
TALK X TALK
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